[3月23日まで会期延長]デヴィ夫人激動の80年に焦点をあてる初の大規模展覧会が松屋銀座で開催

2020年3月16日

投稿:ミュージアムズ編集部
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会期延長が決定「傘寿記念 デヴィ・スカルノ展 わたくしが歩んだ80年」

  • [2020-03-16 追記] 当初の予定を変更し、3月23日(月)まで会期延長  松屋銀座8階イベントスクエアで開催中の「傘寿記念 デヴィ・スカルノ展 わたくしが歩んだ80年」の会期が3月23日(月)まで延長となることが発表されました。日によって開場・閉場時間が異なりますのでご注意下さい。

3月17日以降の開場・閉場時間について

3月・日17(火)18(水)19(木)20(金)21(土)22(日)23(月)
開場時間11:00 11:00 11:00 10:00 10:00 10:00 10:00
閉場時間19:00 19:00 19:00 20:00 20:00 19:3017:00

※入場は閉場時間の30分前まで

数多くの初公開作品、デヴィ夫人邸宅のサロンの一部再現も

  • 自宅のサロンでくつろぐデヴィ夫人(2019年) 撮影:SHITOMICHI(vale.)

 展覧会「傘寿記念 デヴィ・スカルノ展 わたくしが歩んだ80年」が、松屋銀座にて2020年3月10日(火)~18日(水)の期間開催されます。
 1940年、港区・西麻布で生まれ育ったデヴィ・スカルノ夫人(本名:ラトナ・サリ・デヴィ・スカルノ、旧姓:根本七保子)。幼少期は太平洋戦争まっただ中、15歳にして定時制高校に通いながら、家族を支えるため仕事に精を出し、19歳でインドネシアのスカルノ大統領と出会い、22歳での母と弟の相次ぐ突然の死・・・。そこには、現在テレビに映るデヴィ夫人の姿からは-想像できない壮絶な過去がありました。
 2020年はデヴィ夫人が80歳を迎える記念すべき年。本展は、その激動の80年に焦点を当てた初の大規模展となります。デヴィ夫人がご自宅に保有する数多くのオブジェや絵画(「デヴィ・コレクション」)や、華やかで優雅に着こなすファッションの数々、さらに自身が描いた絵画約20点も一堂に展観、また、数々のデヴィ語録を通して、デヴィ夫人の魅力を徹底解剖します。テレビでも度々登場しているエメラルドのジュエリーセットを初公開。デヴィ夫人邸宅のサロンの一部の再現などにも注目を。

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展覧会みどころと展示内容一部

幼少期~スカルノ大統領との出会い

 デヴィ夫人は、インドネシア大統領スカルノとわずか19歳で出会い、22歳という若さで、一国を統治する大統領夫人となりました。ここでは大統領との出会いから劇的な別れまでを当時の貴重な写真や映像で振り返ります。夫人の娘であるカリナさんが日本で生まれた際に送られた大統領からの電報などを展示。インドネシアへ1人で旅出つこととなった、その背景を紐解きます。

  • 大統領に送った写真(1958年)
  • [左] 大統領官邸・ムルデカ宮殿にて(1959年)
  • [右] 娘カリナの誕生を祝うスカルノ大統領からの電報 (1967年)

デヴィ・ファッション

 デヴィ夫人が社交界で着用したドレスを中心に、夫人のファッションへのこだわりに迫ります。ティアラやリング、ネックレスといったジュエリーも約15点展示。特にエメラルドのジュエリーセットは必見。

  • [左] <マダム・グレ>ドレス
  • [右] <ニナ・リッチ>ドレス
  • [左] <カルティエ>ブローチ
  • [右] エメラルドのジュエリーセット※イヤリングのみ<ブルガリ>

デヴィ・スカルノ コレクション

 デヴィ夫人の邸宅の、感性の赴くままに選ばれた独特で個性的な数多くのコレクションを紹介。また、デヴィ夫人邸宅のサロンの一部が再現されます。

  • [左] デヴィ夫人コレクション①
  • [右] デヴィ夫人コレクション②

自由に、生きる <様々な趣味>

 夫人の自由に生きるその精神に迫ります。特に趣味としている絵画は数十年続けており、個展を開いたこともあるほどの腕前。また力強いチャレンジ精神は、現代を生きる若い方々も学ぶべき精神であると同時に夫人の大きな魅力。傘寿を超えてもなお、精力的に、逞しく、そして自由に生きるその力はどこから漲っているのでしょうか。

  • [左] 「ボート乗り場にて」カシニョールに思いを寄せて(2013年) 作:デヴィ・スカルノ
  • [右] 第13回深水流舞踊の会で「萩と月」を舞う。歌舞伎座にて(2008年)

開催概要

  • 展覧会名:傘寿記念 デヴィ・スカルノ展 わたくしが歩んだ80年
  • 会期:2020年3月10日(火)~23日(月) 会期中無休 ※3月23日(月)まで会期延長となりました。
  • 会場:松屋銀座8階イベントスクエア
  • 主催:デヴィ・スカルノ展実行委員会
  • 企画協力:オフィス・デヴィ・スカルノ
  • 協 力:講談社
  • 入場料 【予定】:一般1,200円(900円)、高校生700円(500円)、中学生500円(400円)、
    小学生300円(300円) ※( )は前売料金、前売券はヤフーパスマーケット、チケットぴあにて2020年3月9日(月)まで販売予定。
  • お問合せ先:03-3567-1211 (松屋銀座大代表)

3月17日以降の開場・閉場時間について

3月・日17(火)18(水)19(木)20(金)21(土)22(日)23(月)
開場時間11:00 11:00 11:00 10:00 10:00 10:00 10:00
閉場時間19:00 19:00 19:00 20:00 20:00 19:3017:00

※入場は閉場時間の30分前まで