当初はしゃべる設定!?ウルトラマンの特撮のDNAをひもとく展覧会が東京ドームシティで9月に開催

投稿:ミュージアムズ編集部
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いま明かされる「円谷プロ作品」と「ウルトラマン」の系譜!「特撮のDNA―ウルトラマン Genealogy」

©円谷プロ ©特撮のDNA製作委員会

 東京ドームシティ Gallery AaMoにて「特撮のDNA—ウルトラマン Genealogy」が2020年9月5日(土)~10月18日(日)の期間開催されます。ウルトラマンのマスクの造形の変遷、撮影当時に使用されていたスーツなどの紹介され、円谷プロ作品とウルトマンの系譜がひもとかれます。8月18日(火)より入場チケットの販売も開始されました。

展覧会みどころ

 8月18日に展覧会の見どころが一部公開されました。

当初は『ウルトラマン』が”しゃべる”設定だった!?

 『ウルトラマン』の撮影には3種類のマスクが使われている。当初はウルトラマンが“しゃべる”設定だったので、口元が柔軟性のある素材で作られたAタイプを使用。しかし撮影が進行するに連れ口~頬のシワが目立つようになり、強度のあるFRPで再製作したBタイプに変更(第14話以降~)。撮影の後期に再度、スーツを作り直す際に⼝や⽬元のバランスを調整したCタイプ(第30話以降~)に変更され、現在に至っています。

ウルトラの父とウルトラの母が登場したときの衝撃!

 宇宙警備隊の大隊長であるウルトラの父と、銀十字軍隊長のウルトラの母。ウルトラ兄弟から実の親のように慕われる存在の二人。

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左より『ウルトラマンA』 登場Ver、『ウルトラマンタロウ』 登場Ver
【展示:ウルトラの父 マスク】 ©円谷プロ ©特撮のDNA製作委員会

 ウルトラの父は『ウルトラマンA』で初登場し、『ウルトラマンタロウ』ではタロウと血のつながる父親として、その勇姿を披露しました。

昭和のウルトラマンシリーズのスーツ

 昭和のウルトラマンシリーズで使用されたスーツは、素材の劣化が進み、現存するものはごくわずかです。本展示品は貴重な当時の姿を保存するため、スーツを補強して胸像化したもで、経年とともにウレタンが劣化して崩れてしまうため、型どりをするか、こうして補強・固定するしか保存の方法はありません。

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 【展示:ウルトラマンレオ 胸像】
©円谷プロ ©特撮のDNA製作委員会

ウルトラマンG(グレート)撮影に使用されたミニチュア人形

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【 展示:ウルトラマングレート ミニチュア 】
©円谷プロ ©特撮のDNA製作委員会

 オーストラリアと合作された『ウルトラマンG(グレート)』の撮影に使用されたミニチュア人形。こうした遠景撮影用のミニチュアやマペット(ギニョールとも呼ばれる)は、サイズ違いや電動で一部を動かせるものなどがあり、用途によって使い分けられた。本展示品はウレタン製だが比較的劣化が少なく、その勇姿を今に伝えています。

グッズ付き入場チケット

 通常の入場チケットに加え、ここでしか手に入らない限定デザインのステンレスミニボトルと入場チケットがセットになった「グッズ付き入場チケット」の2種類を用意。販売は「特撮のDNA」ポータルサイト及びセブンチケットにて。

グッズ付き入場チケット

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  • 有効期間:9月5日(土)~10月18日(日)
  • 販売期間:8月18日(火)18:00~10月18日(日) 17:30
  • 販売場所:「特撮のDNA 」ポータルサイト、セブンチケット
  • 料金:3,400 円(税込)
  • 内容:一般入場チケット1枚+ステンレスミニボトル 1個

入場チケット

 通常の入場チケットの価格は下記の通り。詳細は公式サイトをご確認下さい。

  • 一般(18 歳以上): 2,000 円(税込)
  • 小人(6~17歳以下): 1,000 円(税込)
  • 一般ペア(一般チケット2名分):3,800 円(税込)

開催概要

  • 名称:「特撮のDNA―ウルトラマン Genealogy」「特撮のDNA―ウルトラマン Genealogy」
  • 会期:2020年9月5日(土)~2020年10月18日(日) ※休館日なし
  • 会場:東京ドームシティ Gallery AaMo(東京都文京区後楽1-3-61)
  • 営業時間:平日 12:00-20:00/土日祝 10:00-19:00 ※最終入場は、閉場30分前まで

展覧会公式サイト

最新情報については展覧会公式サイトもご確認下さい。
https://www.tokusatsu-dna.com/statics/ultraman