特別展「江戸のスポーツと東京オリンピック」 江戸から2020年東京五輪までの日本のスポーツ史を紐解く 東京都江戸東京博物館(両国) [会期終了]

2019年5月7日

投稿:ミュージアムズ編集部

※会期終了につき画像の表示を終了しました。

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TOKYO2020 公認プログラム

東京都江戸東京博物館 (両国)で日本におけるスポーツとオリンピックの歴史を紐解く展覧会、特別展「江戸のスポーツと東京オリンピック」が7月6日(土)より開催中です。日本における「スポーツ」前史にも注目、江戸時代から1964年東京オリンピック・パラリンピック開催までの歴史を展観し、来る東京2020大会を盛り上げていきます。

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展示について

第1章 江戸の「スポーツ」事情

江戸時代には、近代における「スポーツ」とは少し異なる、様々な運動や競技が行われていました。江戸の「スポーツ」事情を、絵画や実際の競技に使われた資料などから紹介。

第2章 近代スポーツと東京

近代スポーツ受容への道のりと、明治から大正期にかけて日本に普及し、楽しまれるようになった野球やサッカー、テニスといった多様なスポーツの流行を紹介。

第3章 オリンピックへの道

1912年(明治45)に開催された第5回ストックホルム大会で、日本はオリンピック初出場を果たします。参加した金栗四三と三島弥彦は、メダルにこそ届かなかったものの、国際大会への出場という道を切り開き、その後のスポーツ普及にも大きな足跡を残しました。1940年(昭和15)に東京オリンピックが開催されることが決まりますが、日中戦争の開戦と国際関係の悪化から中止となり、スポーツ自体も実施が難しくなるものが増えていきます。本章では、オリンピックに参加し活躍した競技者たちの栄光と、1940年東京オリンピック招致から返上にいたる挫折の歴史を展観します。

  • [左]三島弥彦ユニフォーム(陸上) 三島弥彦/使用 1912年(明治45) 秩父宮記念スポーツ博物館蔵
  • [右]織田幹雄金メダル(三段跳) 織田幹雄/所有 1928年(昭和3) 秩父宮記念スポーツ博物館蔵

第4章 1964年東京オリンピック・パラリンピック

終戦後、日本はGHQによる間接統治下に入り、1948年(昭和23)開催のロンドンオリンピックでも参加が認められないなど、スポーツ界の苦難は続きます。しかし、そんな中で事実上の世界記録を出した水泳の古橋廣之進らの活躍は、未だ復興途上にあった日本人を大いに勇気付けました。やがて日本は復興から高度経済成長の時期へと移り、その成果を内外に示すべく、オリンピックが再び招致され、1964年(昭和39)、ついに東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。本章では、スポーツ界における戦後復興のあゆみを示すとともに、その結実点となった1964年東京オリンピック・パラリンピックについて資料や映像とともに振り返ります。

第5章 2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて

1964年(昭和39)の熱狂から半世紀以上を経て、2回目の開催が決まった東京オリンピック・パラリンピック。展覧会の最後に、開催まで1年を切った東京2020大会の概要や見どころについて、開催までのあゆみとも関連させながらご紹介します。

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開催概要

項目内容
展覧会名特別展「江戸のスポーツと東京オリンピック」
会期2019年7月6日(土)~8月25日(日)
会場東京都江戸東京博物館 1階 特別展示室
(東京都墨田区横網1丁目4番1号)
開館時間午前9時30分~午後5時30分
土曜日は午後7時30分まで、
7月19日・26日、8月2日・9日・16日・23日(各金曜日)は午後9時まで
休館日月曜日(ただし7月15日、8月12日は開館)、7月16日(火)
※会期中に一部展示品の入れ替えがあります。
主催公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館、読売新聞社、公益財団法人日本オリンピック委員会、公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会
お問い合わせ東京都江戸東京博物館
TEL:03-3626-9974(代表)
HPhttps://www.edo-tokyo-museum.or.jp

観覧料

観覧料(税込)特別展専用券特別展・常設展共通券
一般1,000円(800円)1,280円(1,020円)
大学生・専門学校生500円(400円)780円 (620円)
中学生[都外]・高校生・65歳以上500円(400円)640円 (510円)
小学生・中学生[都内]無料なし
  • ( )内は20名以上の団体料金。
  • 次の場合は観覧料が無料です。都内在住・在学の中学生と小学生以下。身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付き添いの方(2名まで)。