人生100年時代”といわれる今、観てほしい展覧会「グランマ・モーゼス展―素敵な100年人生」]

アメリカの国民的人気画家であるアンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼスの15年ぶりの回顧展が、世田谷美術館にて2021年11月より開催されます。本展覧会は、モーゼスおばあちゃん(グランマ・モーゼス)の愛称で親しまれ、アメリカ人なら誰もが知る国民的画家であり、日本でも根強いファンの多いグランマ・モーゼスの生誕160年を記念した展覧会「グランマ・モーゼス展―素敵な100年人生」。会期は2021年11月20日(土)~2022年2月27日(日)を予定しています。
グランマ・モーゼスことアンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス( Anna Mary Robertson Moses、1860-1961)はアメリカ東部の出身で、その人生の大半を農家の主婦として家庭をきり盛りしてきました。70代になり本格的に絵を描き始め、ニューヨークで初個展が開かれたのは80歳の時。ニュー・イングランドの田園風景や日々の暮らしを素朴な筆致で描いた作品でたちまち人気作家となるものの、彼女は農家の一主婦としての堅実な暮らしをまもり、101歳で亡くなる年まで描き続けました。
日本国内では16年ぶりの回顧展となる本展では最初期の作品から100歳で描いた絶筆、また愛用品や関連資料まで、日本初来日を含む約130点が展示されます。
自然を愛し、周囲の人々や日常への感謝の気持ちを忘れなかったグランマ・モーゼス。「人生100年時代」といわれる今日の私たちのヒントになり得る、彼女の生き方が改めて紹介される展覧会となります。
- リソース:「グランマ・モーゼス展」プレスリリース
開催概要
- 名称:生誕160年記念「グランマ・モーゼス展―素敵な100年人生」
Celebrating 160th Anniversary of Her Birth Grandma Moses: A Retrospective Exhibition - 会場:世田谷美術館
- 会期(予定):2021年11月20日(土)~2022年2月27日(日)
- 休館日:毎週月曜日(ただし2022年1月11日は開館)、2022年1月12日(火)、年末年始=2021年12月29日(水)~2022年1月3日(月)
- 開館時間:10:00~18:00
公式HP

grandma-moses.jp
東京以外の会場(予定)
- あべのハルカス美術館 2021年4月17日(土)~6月27日(日) 予定
- 名古屋市美術館 2021年7月10日(土)~9月5日(日) 予定
- 静岡市美術館 2021年9月14日(火)~11月7日(日) 予定
- 東広島市立美術館 2022年春開催予定