圧巻の巨大ダルマ!
9月9日より開催の企画展「パフォーマー☆北斎」。すみだ北斎美術館に開催初日の昼に行って来ました!会場の混雑度や展示の雰囲気などをご紹介します。
展覧会の概要
大ダルマ制作200年記念「パフォーマー☆北斎~江戸と名古屋を駆ける~」
*すみだ北斎美術館様より画像素材のご提供をいただき掲載しています。ありがとうございます!
文化14(1817)年に名古屋で行われた、北斎による120畳大の大ダルマを描く大パフォーマンス。
江戸と名古屋、両都市のにぎわいに一役買った <パフォーマー・北斎>としての姿を紹介する。(公式サイトより)
- すみだ北斎美術館
- 2017年9月9日(土) 〜 2017年10月22日(日)
- 開館時間:9:30-17:30(入館は17時まで)
- 休館日:毎週月曜日
- 入館料:一般1,200円/大・高校生900円/中学生400円/障がい者400円
- 主催:墨田区・すみだ北斎美術館・東京新聞
公式サイト
アクセス
- 都営地下鉄大江戸線「両国駅」A3出口より徒歩5分
- JR総武線「両国駅」東口より徒歩9分
すみだ北斎美術館までの行き方
大江戸線両国駅
大江戸線両国駅A3出口からが1番わかりやすいです。
今回はJR両国駅から行きました
JRからだと東口改札を出て左方向→歩道橋をわたる→線路沿いに進む、が最短と思います。
JR両国駅東口です。ちなみに国技館は西口方面です。
基本線路沿いに真っ直ぐ歩くイメージ。
左に行くと大江戸博物館。すみだ北斎美術館は通りの向こう側、直進方向です。写真に映っていませんが右側の歩道橋を利用すると早いです。
歩道橋の向こう側=大江戸線両国駅A3出口
大江戸線両国駅A3出口からだと歩道橋を渡り終わった地点のやや後方に出ます。
北斎通りへ(やや遠回りしてます)
実際は線路沿いに行った方が早いのですが、交差点まで歩きました(つまり少しだけ迷ったということですねw)大江戸博物館を背にした通りが「北斎通り」で、ここを5分ほど歩くと、すみだ北斎美術館前の公園に出ます。遠回りではありますが、下町情緒溢れる雰囲気で北斎ゆかりの地にいるという実感が湧いてきます!
すみだ北斎美術館に到着
銀色の近未来的な、それでいて「ぬくもり感」のある建物ですね。JR両国駅からだいたい10分程度でした。美術館の前は大きい公園で開放的な雰囲気です。
次のページに展示の様子や初日午後の混雑具合、写真等についての注意事項などなどを掲載しました。
「パフォーマー☆北斎」展の会場の様子
混雑具合
展示開催初日の12時頃に到着しました。入場制限が出るほどの混雑ではなく、普通に入館できました。「やや前後の人のことを気にしてあげながら鑑賞した方が良いレベル」の混み方で、快適な混み具合というところでしょうか。
お客さんの年齢層
年代も老若男女、デートから家族連れ、マニアの方?までかなり幅広い感じでした。200年たった今でも北斎は「パフォーマー」として人々を引きつけ続けているということなのでしょうねぇ。
子供連れでも大丈夫?
展示自体は全く健全な内容なので、家族で行って大丈夫です。あとは子供さんが飽きないかどうかですが…太田記念美術館の展示でも思ったことですが、小学生くらいの子どもさんなら、その子の趣味によると思います。実際に熱心に見ている子もいたりします。
全体の所要時間
常設展→企画展で約1時間から1時間半くらいかと思います。
展示の様子と感想。
文化14年の名古屋。北斎は120畳の大ダルマを観衆の前で描くという、今で言う「巨大ライブペインティング」を行いました。これは「北斎漫画」のPRだったということです。その大ダルマ図の原寸を一部復元したものが展示されており、その巨大さには思わず声が出ます。
「北斎漫画」の時点ですでに55歳だったという葛飾北斎、文化14年の時点では57歳の計算ですが、やっていることは、あえて現代で例えれば「デザイン・フェスタ」なんかでの若いアーティストのパフォーマンスくらいにトンガっています。浮世絵師というだけではなく、宣伝マンであり興行師だった北斎の多彩さを知ることはとても刺激になります。
「パフォーマー☆北斎」と展示タイトルに「☆」マークをあえてつけてポップな雰囲気を打ち出した理由も展示に触れると本当に頷けます。そのワークスは今でもポップアートであり最先端であると言えるのではないでしょうか。
会場では時代別の展示に加え、北斎漫画が全巻展示されていました。また、11代将軍徳川家斉の前で行ったといわれる即興制作の再現と制作VTR、さらに北斎が原画や製作に関わった見世物小屋向けの巨大藁細工の再現などの展示もあり、非常に見応えの高く満足度のある展示です。
館内の写真撮影について
企画展の方は写真撮影NGですが、常設展の方は一部を除いて写真撮影OKです。北斎の作品を直接見てさらに写真に撮ってもOKというのはすごいですよね。興奮気味にシャッターを切っている方があちこちにいらっしゃいました。私もその一人です(笑)
フォトブース
大ダルマのパフォーマンスを再現したコーナーがあって、ここは自由に写真が撮れます。
次のページでは常設展と会場でのTIPS、また割引情報を掲載しました。
常設展は一部を覗き写真撮影OKで、大抵の人が目にしたことのあるような、あの作品の写真がみれます!
常設展
常設展は一部を除いて写真撮影OKです。他のお客さんの迷惑にならないように気をつけましょう!
富嶽三十六景 神奈川沖裏
百物語 さらやしき
北斎の家を再現した展示!
その他、ちょっとしたTIPS
あらかじめ給水をしておくと落ち着いて観れます
館内は飲食禁止です。意外に夢中になって見ているうちにノドがカラカラになっていたりしますので、入館する前にあらかじめ水なりを飲んでおくとか、上階の展示場に移動する時にロビーで給水しておく等の対策をオススメします。
知らないともったいない!入場券相互割引制度
チケットの半券を保管しておくと他の美術館や博物館などの施設で割引が受けられます。
太田記念美術館
「葛飾北斎 富嶽三十六景〜奇想のカラクリ」(9月30日(土)~10月29日(日)との相互割引があります。チケット半券の提示で同展に100円割引で入館できます。
これも絶対観に行くのでありがたいです( ´∀`)
江戸東京博物館
チケット半券の提示で常設展が団体割引料金に(9月30日(土)まで)
郵政博物館は無料に!
チケット半券の提示で無料で入館できます(平成30年3月31日(土)までの期間中、1回のみ)
イベントデータ
大ダルマ制作200年記念「パフォーマー☆北斎~江戸と名古屋を駆ける~」
- すみだ北斎美術館
- 2017年9月9日(土) 〜 2017年10月22日(日)
- 開館時間:9:30-17:30(入館は17時まで)
- 休館日:毎週月曜日
- 入館料:一般1,200円/大・高校生900円/中学生400円/障がい者400円
- 主催:墨田区・すみだ北斎美術館・東京新聞
公式サイト
http://hokusai-museum.jp/
読んでいただいてありがとうございます。
ハッピーな一日を!