※会期終了にともない、一部画像の掲載を終了しました。

春日大社御創建1250年記念展Ⅱ『聖域 御本殿を飾る美術』が2018年4月1日より
春日大社(奈良市春日野町)は神護景雲2年(768年)、現在の地に御本殿が創建されてから、2018年で1250年を迎えます。これを記念し国宝殿では2017年12月より『伝説の名刀たち』、そして2018年4月より『聖域 御本殿を飾る美術』という2本の記念展が開催されます。
このエントリでは2018年4月1日(日)より開催の『聖域 御本殿を飾る美術』展について、そのみどころをプレス資料を交えてご紹介していきます。
開催概要
項目 | 内容 |
---|---|
展覧会名 | 春日大社御創建1250年記念展Ⅱ 『聖域 御本殿を飾る美術』 |
会場 | 春日大社 国宝殿(奈良市春日野町) |
会期 | 2018年4月1日[日]〜2018年8月26日[日] |
開館時間 | 10:00〜17:00 ※入館は16:30まで |
会期中の休館日 | ナシ |
入館料 | 一般 500 円 大学生・高校生 300円 中学生・小学生 200円 ※団体は20名以上で一般 400 円 |
お問い合わせ | 春日大社国宝殿 TEL :0742-22-7788 |

アクセス
- 春日大社 国宝殿
- 〒 630-8212 奈良市春日野町160

『聖域 御本殿を飾る美術』 展について
神護景雲2年(768)の御創建から 1250 年、春日大社御本殿は、一般には立ち入ることの許されない聖域として厳重に守られており、御本殿を飾る雅な調度品や障壁画なども間近に拝することが叶いません。
春日大社では第 60次式年造替や御創建 1250 年の記念事業として、その神秘的で雅やかな美を間近に見ていただけるよう修復や復元など保存活用事業を行なっています。
修復復元された御神前の御翠簾や剥ぎ取り保存して衝立に仕立てられた御間塀、ご神前をお守りしていた獅子狛犬のほか、境内の殿舎に飾られていた優美な衝立や屏風など、国宝殿で王朝貴族の雅な春日詣を体感していただける展覧会です。(プレス資料より)
主な作品をプレス資料より一足先にご紹介
作品解説についてはプレス資料より抜粋引用しています。
「御神前御翠簾」(復元展示)
第60次御造替で撤下された御簾に、江戸時代の御簾金具を鍍金しなおし復元して取付けた。
「神馬牽引図」「獅子牡丹図」
第60次式年造替にあわせて剥ぎ取り保存されたもの。
「春日権現験記(春日本)」(第十巻、江戸時代)
獅子・狛犬
御造替に際し撤下された獅子・狛犬は調査の結果、8 体中 6 体が鎌倉時代の作、残る 2 体が室町時代の作であることがわかった。品格のある佳品揃いで、制作には各時代の一級の仏師が携わったと思われる。
関連情報
他にも春日大社御創建1250年記念の展示関連の記事が有ります。

[会期終了]春日大社御創建1250年記念展『伝説の名刀たち』12月22日(金)より(奈良) – ススミカマガジン・ミュージアムズ

[会期終了]秘宝・鹿島立御鉾特別公開、春日大社御創建1250年記念展示で – ススミカマガジン・ミュージアムズ
(取材協力 春日大社様・春日大社広報事務局様)