
企画展「昔のくらしと家庭の道具2019」9月3日(火)より
川崎市市民ミュージアムで企画展「昔のくらしと家庭の道具2019」が9月3日(火)より開催されます。本展は、大正から昭和にかけての人々のくらしの変化について、生活道具のうつりかわりから紹介するものです。1955年から73年にかけて、高度経済成長期を迎えた日本。各家庭にライフラインや電化製品が行きわたることで、大正時代から昭和初期にかけての時代では、手作業で行っていた家事が、手間も時間もかからないものへと変化していきます。本展ではそういった暮らしの変化について、生活道具の展示、茶の間や囲炉裏の再現模型、体験コーナーなどによって紹介します。会期は12月1日(日)まで、観覧無料。

- 左より、「ハタキ」、「吊り下げ電灯」、「ラジオ」(全て 川崎市市民ミュージアム蔵)
展示は「第1章 大正~昭和初期(約70~100年前)」「第2章 昭和30年~50年代(約40~60年前)」「第3章 昔の道具体験コーナー」の三部構成で、かまど(復元模型)、長火鉢、囲炉裏(再現模型) 、茶の間(再現模型)などの他、冷蔵庫、電気洗濯機なども展示されます。

- 左より、「茶箪笥」、「座布団」、「掛時計」(全て 川崎市市民ミュージアム蔵)
また、過去開催時に好評だった体験コーナーが今年も登場。足踏みミシン、つるべ井戸、黒電話、洗濯板とたらいなど、実際の生活道具や復元模型にふれることができ、大人はもちろん、親子でも楽しみながら昔のくらしについて理解を深められます。

- 左より、「踏み台」、「ちゃぶ台」、「違い棚」(全て 川崎市市民ミュージアム蔵)
開催概要
- 展覧会名:「昔のくらしと家庭の道具2019」
- 会場:川崎市市民ミュージアム アートギャラリー2・3
- 会期:2019年9月3日(火)~12月1日(日)
- 休館日:月曜日(ただし9/16・23、10/14、11/4は開館)、9/17(火)、24(火)、10/23(水)、11/5(火)
- 観覧料:無料
- 主催:川崎市市民ミュージアム
関連イベント
この他、日本の喜劇映画を通じ、昭和10~30年代の生活風景を知る上映会「日本映画傑作選 ビデオ上映―昔のくらし特集―」、伝統芸能講座「『音』でたどる川崎の祭礼と民俗芸能」などの関連イベントが開催されます。詳細は川崎市市民ミュージアムの公式サイトをご確認下さい。
- 川崎市市民ミュージアムの展覧会ページ:https://www.kawasaki-museum.jp/exhibition/18090/