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「御即位記念 特別展 皇室の名宝」が京都国立博物館にて開催中

京都国立博物館にて、御即位記念 特別展「皇室の名宝」が開催中です。本展は、京都の地で皇室の名宝の数々がまとまって公開される初の機会。宮内庁が所蔵するわが国屈指の名品およそ80件を含む、100件余が紹介されるほか、伊藤若冲の代表作《旭日鳳凰図》と《動植綵絵》(8点)の展示、京都御所・飛香舎のしつらいが100年以上の時をこえてよみがえるなど、非常に見どころの多い特別展となります。編集部では開催に先だって行われた報道内覧会を取材しました。
- リソースおよび取材ご協力:京都国立博物館さま、「皇室の名宝」広報事務局さま
- 記事中の会場内写真はすべて、報道内覧会にて編集部が撮影、そのほかの作品紹介画像のご提供は広報事務局さまによるものです。記事中の写真、画像、文章の引用及び転載を全て禁止します。
- なお、本展では、新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡大防止のため、事前予約制(日時指定券)が導入されます。詳細・最新の情報については、展覧会公式サイトを必ずご確認ください。 https://meiho2020.jp/
会場レポート
本展は3フロアにわたる会場を2部構成で皇室ゆかりの名品を紹介。国宝、重要文化財といった、文化庁の中での格付けとは別の位置にある、宮内庁の収蔵品の数々が展示されます。

京都国立博物館の施設としての特長でもある、高い天井を生かし、大きな作品もゆったりとした空間で楽しむことができます。また、前後期で大きな展示替えが行われ、実に7割近くの作品が入れ替わります。

作品紹介と展覧会のみどころ
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本展は二部構成で、皇居内にある展示施設、三の丸尚蔵館の名宝をじっくりと鑑賞できる第一部、そして京都の御所で営まれていた皇室の様々な暮らしの姿を歴史とともに追体験する第二部の二部構成となります。
皇室につどう書画 三の丸尚蔵館の名宝
三の丸尚蔵館には、さまざまな形で皇室と縁を結んだ書画の逸品が収蔵されています。本展は、御即位記念の展覧会として、これらが東京以外の地でまとまって紹介される初めての機会となります。
御所をめぐる色とかたち
明治天皇が東京へ遷られると、京都御所は主を失い、伝統儀礼の多くは形を変えて皇居で執り行われるようになりました。本展では、今では見ることのかなわない、京都御所での儀式や日々の光景を、さまざまな作品を通じて追体験します。
開催概要

- 展覧会名:御即位記念 特別展 皇室の名宝
- 会期:2020年10月10日(土)~11月23日(月・祝) [展示替] 前期:10月10日(土)―11月1 日(日) 後期:11月3日(火・祝)―11月23日(月・祝)
- 休館日:月曜日 ※11月23日(月・祝)は開館
- 開館時間 : 午前9時30分~午後6時(入館は午後5時30分まで)
- 会場:京都国立博物館 平成知新館
- 観覧料: 一般 1,800 円 大学生 1,200円 高校生 700円
- 中学生以下、障害者の方とその介護者1名は無料(入館の際に障害者手帳などをご提示ください)
- 前売券・団体券はございません。
- 主催:京都国立博物館、宮内庁、読売新聞社、NHK京都放送局、NHKエンタープライズ近畿
- 協賛:岩谷産業、きんでん、清水建設、大和ハウス工業、 パナソニック、非破壊検査
- 問い合わせ:075-525-2473(テレホンサービス)