特別展 「皇室の名宝 -皇室と九州をむすぶ美-」

九州国立博物館にて、特別展 「皇室の名宝」が2021年7月20日(火)より開催されます。本展は、宮内庁三の丸尚蔵館が所蔵する皇室のコレクションの中から、皇室の御慶事(ごけいじ)に際して九州各地から献上された品々や、各時代の日本美術の名品をとおして、皇室の文化継承、皇室と九州の深いつながりを紹介する展覧会となります。
作品紹介と展覧会のみどころ


本展は、皇室が守り伝えてきた名宝の数々が、九州の地でまとまって公開される初の機会。九州各地から皇室に献上された品々が初めての里帰りを果たします。7世紀から20世紀までの日本美術の名品が一堂に公開される他、御物(ぎょぶつ)聖徳太子二王子像、法華義疏が特別公開(展示期間【後期】
8/11(水)~8/29〈日〉)されるなど、みどころの多い特別展です。

※【前期】7/20(火)~8/9(月・祝)は《巻第六》が展示されます。
展示は二章構成で「第一章 皇室の近代を彩る」では、近代における皇室のコレクションのうち、九州ゆかりの作品が紹介され、日本文化の継承に皇室がはたしてきた役割をみつめる「第二章 皇室聚宝(こうしつしゅうほう)」では、歴代天皇や宮家が愛蔵した平安・鎌倉時代の名筆や、《蒙古襲来絵詞(もうこしゅうらいえことば)》《春日権現験記絵(かすがごんげんげんきえ)》《動植綵絵(どうしょくさいえ)》など、わが国屈指の名品が紹介されます。


《芙蓉双鶏図》は【前期】7/20(火)~8/9(月・祝)
《老松孔雀図》は【後期】8/11(水)~8/29(日)
開催概要
観覧料、前売りなど、最新の情報については、九州国立博物館の公式サイトをご確認ください。
- 展覧会名:特別展 「皇室の名宝 -皇室と九州をむすぶ美-」
- 会 期:2021年7月20日(火)~8月29日(日)
- 前期 7月20日~8月9日・後期 8月11日~8月29日
- 会場:九州国立博物館3階特別展室
- 休館日:月曜日
- ただし、8月9日(月)、8月16日(月)は開館。8月10日(火)は休館
- 開館時間:9時30分〜17時00分(入館は16時30分まで)
- 夜間開館の実施状況については、九州国立博物館のホームページ等でご確認ください。
九州国立博物館公式サイトの展覧会ページ
https://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s61.html
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