[会場写真追加] 特別展「桃山―天下人の100年」みどころ紹介(東京国立博物館 平成館)

2020年10月6日

投稿:ミュージアムズ編集部

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日本美術史上もっとも豪壮で華麗な「桃山美術」の名品が紹介される特別展

※会期終了のため、一部画像の表示を終了しました。

 東京国立博物館にて2020年10月6日(火)より特別展「桃山―天下人の100年」が開催されています。

東京国立博物館 平成館 展示室前 編集部撮影

 

 本展は日本美術史上もっとも豪壮で華麗な「桃山美術」を中心に、室町時代末から江戸時代初期にかけて移り変わる日本人の美意識を数々の名品により紹介。激動の時代に、「日本人」がどう生き、どのように文化が形作られていったのか、約100年間の美術作品を一堂に集め概観することで、日本美術史のなかでも特筆される変革の時代の「心と形」を考える展覧会となります。

  • 記事中の会場写真は全て報道内覧会にて編集部が撮影したものです。記事中の画像、写真、文章の引用および転載をすべて禁止します。

2020年10月6日追記:報道内覧会を取材、会場の写真を追加

展覧会の見どころと作品紹介

 室町末から江戸初期までの激動の100年間の時代の美術の系譜を、教科書でも知られる戦国武将や茶人、文化人など有名人ゆかりの絢爛豪華な作品で検証。戦国武将たちの活躍した時代を代表する優品により、中世と近世をつなぐ100年を体感できるほか、狩野元信、孫の永徳、その孫の探幽、さらには永徳のライバルである長谷川等伯、海北友松、雲谷等顔による障屛画や江戸時代初期の風俗を写した風俗画、上杉謙信や豊臣秀吉、伊達政宗など戦国武将ゆかりの武具甲冑、さらには千利休や古田織部ゆかりの茶器、高台寺蒔絵や南蛮美術など、様々な分野の時代を代表する作品、約230件が一同に集結します。

  • 前期 10月6日(火)~11月1日(日)
  • 後期 11月3日(火・祝)~11月29日(日)
展示風景 編集部撮影 写真手前:重要文化財 洛中洛外図屛風(歴博甲本) 室町時代 16世紀 国立歴史民俗博物館蔵 前期展示
 
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展示風景 編集部撮影 写真手前:国宝 観楓図屛風 狩野秀頼筆 室町~安土桃山時代 16世紀 東京国立博物館蔵 前期展示
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開催概要

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会場内の特設ミュージアムショップ 編集部撮影

 混雑緩和のため 本展では事前予約制(日時指定券)を導入します。詳細については公式サイトをご確認下さい

  • 名称:特別展「桃山―天下人の100年」
  • 会期:2020年10月6日(火)~2020年11月29日(日) ※前期展示:10月6日(火)~11月1日(日)、後期展示:11月3日(火・祝)~11月29日(日)
  • 会場:東京国立博物館 平成館(上野公園)
  • お問合せ:03-5777-8600(ハローダイヤル)

展覧会公式サイト

https://tsumugu.yomiuri.co.jp/momoyama2020/

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