「フィレンツェに恋した画家・大森邦彦展」 来場者に本個展の図録プレゼントも(銀座大黒屋ギャラリー)

投稿:M3PRESS編集部

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フィレンツェで長く暮らした画家ならではの視点から描かれるフィレンツェの日常

  • 「アヌンツィアータ広場にて」(2017年)

 銀座大黒屋ギャラリー(東京都中央区)にて2020年1月28日(火)から2月9日(日)の期間、洋画家・大森邦彦の日本初となる個展「フィレンツェに恋した画家・大森邦彦展」が開催されます。画家・大森邦彦は、イタリア・フィレンツェを拠点として25年にわたり、現地の街並みや風景、人々を描き続けてきました。フィレンツェの街自体をアトリエと捉えるその作品には、名所や旧跡は少なく、画材を片手に自身が街の隅々まで歩きまわって見つけた日常の風景を切り取っています。

  • 「アヌンツィアータ広場のバール(喫茶店)」(2017年)
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  • 「庭園の木々」(2008年)
  • [左] 「「砦から見たドゥオーモ」(2015年)
  • [中] 「エルタカニーナの秋」(2002年)
  • [右] 「オリーブ畑と村落」(2011年)


 2019年5~6月には、フィレンツェにて自身初となる個展を開催し、描き溜めた計67点の作品を展示、1か月にわたる会期中にはフィレンツェ市民のみならず、連日多くの人々が訪れ、大盛況のうちに会期を終えました。ウフィッツィ美術館やアカデミア美術館などフィレンツェ市内の国立美術館の統括をつとめている美術史家のクリスティーナ・アチディニは、「日本人画家・大森邦彦の描く油彩画からは、現地の人々も気づくことのなかったもう一つの隠されたフィレンツェの魅力が現れている」とその作品を高く評価しています。
 今回は現地で好評を博した作品を日本で初めて展示。さらに、来場者には本個展の図録がプレゼントされます(なくなり次第終了)。入場は無料です。

  • フィレンツェでの個展の様子
    2019年5~6月にフィレンツェで開催した個展は、フィレンツェ市民から美術愛好家まで、連日多くの人で賑わいました。地元の大手メディアにも取り上げられるなど、大きな注目を集めた個展となりました。

大森 邦彦(おおもり くにひこ)プロフィール

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大森 邦彦

 1943年、愛媛県出身、東京都三鷹市在住。洋画家だった祖父の画材をもらい、9歳のときに母親から油絵の手解きを受ける。その後、西田信一画伯に6年間師事。慶應大学在学中はパレットクラブに所属し、1967年に大手銀行に就職した後も日曜画家として、風景画を現場で制作。 2002年に喉頭がんを患い退職。これを機に、かねてからの夢だった洋画家に転身。1995年に初めて訪れたイタリア・フィレンツェに魅了され、以降、幾度となく現地を訪問。フィレンツェを拠点に芸術活動を行う。2019年5~6月、フィレンツェで自身初となる個展を開催した。

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「フィレンツェに恋した画家・大森邦彦展」開催概要

  • 会期:2020年1月28日(火)~2月9日(日)
  • 会館時間:11:00~19:00(※最終日は14:00まで)
  • 会場:銀座大黒屋ギャラリー(東京都中央区銀座5-7-6 大黒屋ビルヂング6F)
  • アクセス:東京メトロ「銀座駅」A2出口すぐ
    JR「有楽町駅」徒歩7分
  • 入場料:無料
  • 来場プレゼント:早期来場者を対象に本個展の図録(ポリスタンパ社刊行、B5判、オールカラー、152頁)をプレゼント
  • お問い合わせ先:大森邦彦展運営事務局 03-6914-6960

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