「オホーツクの海」や「流氷の世界」がテーマの新エリア登場[横浜・八景島シーパラダイス]

投稿:ミュージアムズ編集部

クリオネ
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新常設展示エリアは「オホーツクの海」や「流氷の世界」がテーマ : 公開は2019年2月23日(土)より

横浜は八景島の『横浜・八景島シーパラダイス』では、「北海道立オホーツク流氷科学センター」(所在地:北海道紋別市元紋別11-6)とコラボした「オホーツクの海」や「流氷の世界」をテーマとした新エリアが常設展示として新登場。アザラシがくらす既存のエリアに、新たに流氷の妖精「クリオネ」やオホーツクの海に生息する「オオカミウオ」や「フウセンウオ」など姿形の変わった表情豊かな生きものたちが仲間入り。

さらに、「北海道立オホーツク流氷科学センター」から届いた本物の流氷にふれることができるタッチングブースの設置、水槽上部の壁面には流氷やオホーツクの海の厳寒な環境に生息する生きものたちや北海道の壮大な自然風景を紹介する映像投射により、臨場感ある展示空間を作り出します。

クリオネ

北海道に流氷とともに訪れる巻貝の仲間であるが、成長すると貝殻がなくなり翼状の足で羽ばたくように水中を泳ぎまわる。

  • クリオネ(ハダカカメガイ)
  • 学 名 : Clione limacina
  • 英 名 : Clione
  • 体 長 : 約1~3cm

オホーツクの海と表情豊かな生き物の不思議を発信

『横浜・八景島シーパラダイス』は、さまざまな地域や施設と連携を図ることで地域の文化にふれる機会を作り、日本にある素晴らしい地域に想いを馳せ観光を促す、日本を代表する総合PR拠点を目指しているということで、今回の新エリア設置もその一環と言えます。

同施設では、今回コラボする「北海道立オホーツク流氷科学センター」の紹介をはじめ、「オホーツクの海」や「流氷の世界」にまつわる解説パネルを設置し紹介することで、地域の魅力、そこに生息する生きものの不思議を発信するということです。


地域の枠をこえ生きものたちの魅力を伝えることで、可変性のある水族館としてお客さまに楽しんでいただくことを目的とし、同時にその地域の魅力を発信することで、観光促進にもつなげてまいります。

新エリアを通して、壮大かつ幻想的な世界をご体感ください。


(プレスリリースより引用抜粋)
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色鮮やかな冬の使者がシーパラに

「オホーツクの海と表情の豊かな生きものたち」では、流氷の妖精「クリオネ」やオホーツクの海に生息する「オオカミウオ」「フウセンウオ」「フサギンポ」といった姿形の変わった表情豊かな生きものたちを新たに展示。

色鮮やかな冬の使者がシーパラに舞い降り、幻想的な世界へと皆さまを誘います。そして個性あふれる海の生きものたちの不思議な魅力をご体感いただけます。

プレスリリースより

個性あふれる海の生きものたちも大集合!

「クリオネ」は巻貝の仲間で貝殻をもたず、翼のような「翼足(よくそく)」で泳ぐ愛らしい姿から「流氷の妖精」として親しまれています。北海道沿岸に流氷が訪れるころに現れ、流氷の減少とともに姿を消す神秘的な生きものです。

そして、鋭い歯と強面の顔が特徴の「オオカミウオ」、ダンゴのような丸い体型と愛嬌のある顔つきが特徴の「フウセンウオ」、岩の隙間に隠れて顔を出すブサカワイイ顔でダイバーに人気の「フサギンポ」といったオホーツクの海に生息する生きものたちも大集合、また同エリアには、「ゴマフアザラシ」と「ハイイロアザラシ」もくらしており、元気に泳ぐ     可愛らしい姿もあわせてご覧いただけます。

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オオカミウオ

いずれも2月23日(土)よりアクアミュージアム1階のLABO3にて。