インド民族アートの展覧会がたばこと塩の博物館で 「ミティラー美術館コレクション展」が開催中

2021年2月9日

投稿:M3PRESS編集部

展覧会「ミティラー美術館コレクション展 インド コスモロジーアート 自然と共生の世界」が、たばこと塩の博物館にて5月16日(日)まで開催中です。

ミティラー美術館は、新潟県十日町市の雪深い森にある旧大池小学校の校舎を利用した私立の美術館。同美術館は、インドのミティラー地方において母から娘へと3,000年にわたって伝承されてきた壁画であるミティラー画をはじめ、インド先住民族ワルリー族が描くワルリー画やゴンド族の描くゴンド画、5,000年以上の歴史を持つテラコッタ(素焼の陶器)などを数多く所蔵しています。また、インド人の描き手を招へいし、新たなアートの創造の場を提供しています。新しい作品を含めて、その量と質は世界に類がないものとインド政府からも高く評価されています。

上弦の月を喰べる獅子(1990年 26×32cm) ガンガー・デーヴィー
夢枕獏氏の同名のSF小説誕生の契機ともなった作品。

たばこと塩の博物館では、これまでに5回、同美術館と共催で展覧会を開催してきており、2006年以来約15年ぶりとなる本展では、美しい自然の中にある美術館のゆったりとした時間の中で制作された作品を中心に、伝統的な手法を守りつつも、現地の生活環境では生まれることのなかった創造性豊かな作品約90点が紹介されます。

虎(1999年 95×157cm) ジャンガル・シン・シュヤム
blank
村の結婚式(1994年 179×284cm) ジヴヤ・ソーマ・マーシェ
スポンサーリンク

開催概要

  • 名称  : 「ミティラー美術館コレクション展 インド コスモロジーアート 自然と共生の世界」
  • 会期  : 2021年2月6日(土)~5月16日(日)
  • 会場  : たばこと塩の博物館 2階特別展示室
  • URL   : https://www.tabashio.jp
  • 入館料 : 大人・大学生:100円/満65歳以上の方(要証明書):50円/ 小・中・高校生:50円
  • 開館時間: 午前11時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
  • 休館日 : 月曜日(但し5/3は開館)、5/6(木)