ローランドのリズムマシン『TR-808』 国立科学博物館の 「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」に登録
ローランド株式会社が1980年に発売し、さまざまな音楽シーンに大きな影響をもたらしたリズムマシン『TR-808』が、国立科学博物館(東京都台東区)により2019年度「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」に登録されました。

「重要科学技術史資料」は、国立科学博物館の産業技術史資料情報センターが、日本国内の科学技術史において「科学技術の発達上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つもの」や「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えたもの」に該当する資料を選定し、「重要科学技術史資料登録台帳」への登録を行っています。平成20年度から毎年登録が実施されており、「重要科学技術史資料」に電子楽器が登録されるのは今回が初めてとなります。

令和元年度の登録は、世界初のコンパクトディスクプレーヤー CDP-101 など、26件で、第12回目の今回の登録により合計285件が登録となります。国立科学博物館では、日本館1階 中央ホールにて、9月 10日(火)~9月23日(月・祝)の期間にパネル展示を行い、一部には実物資料が展示されるということです。
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