VR作品『空海 祈りの形』が東京国立博物館東洋館内「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」で2021年10月13日(水)から12月25日(土)まで再上演されます。

監修:東京国立博物館、真言宗総本山 教王護国寺(東寺) 制作:凸版印刷株式会社
ミュージアムシアター、オンラインの両方で視聴可能
本作は、2019年の同館の特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」での連携企画として上演され、好評を博したもの。同時に「ニコニコチャンネル」の「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」公式チャンネル配信第一作目としても公開され、ミュージアムシアターで大画面での4K高精細映像、オンライン映像配信ではスマホ等からパーソナルに視聴することが可能となりました。

2018年10月17日の 特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」 報道発表会にて編集部撮影
作品は、空海が日本で完成させた真言密教の歴史と、東寺講堂に安置されている平安時代前期に作られた密教彫刻の最高傑作である立体曼荼羅を紹介するもので、東京国立博物館と凸版印刷株式会社による製作。21体の仏像について立体形状計測と高精細デジタル撮影によるデジタルアーカイブを実施し、凸版印刷のVR技術で仏像すべてを高精細に再現することで、現地では見ることが困難な角度や位置から1体1体を拡大するなど、VRならではの視点で立体曼荼羅を鑑賞できる作品です。
迫力の4K高精細画像
編集部では2019年の初公開時に開催された報道向け試写会を取材しています。(画像については、凸版印刷様よりご提供を受けたものを掲載しています。)

監修:東京国立博物館、真言宗総本山 教王護国寺(東寺) 制作:凸版印刷株式会社
通常の映像作品と異なる点は、リアルタイムで描画されたCG(VR)をMCも担当するナビゲーターが操作する点。リアルタイム描画ゆえ、展示会場とは違って真上から、また極端に接近して、など様々な視点から立体曼荼羅を観ることができます。
雲の上に並んだ仏像が300インチのスクリーン、視界いっぱいに広がる光景は思わず息を飲みます。報道内覧会向けは15分程度のダイジェスト版でしたが、実際のフルバージョンは約35分間ものボリュームということです。

監修:東京国立博物館、真言宗総本山 教王護国寺(東寺) 制作:凸版印刷株式会社
[上3点全て] VR作品『空海 祈りの形』監修:東京国立博物館、真言宗総本山 教王護国寺(東寺) 制作:凸版印刷株式会社
東京国立博物館東洋館地下1階「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」上演案内
- 場所:東京国立博物館東洋館地下1階 TNM & TOPPAN ミュージアムシアター
- 期間:2021年10月13日(水)~12月25日(土)
- 上演日時:
- 水・木・金 12:00、13:00、14:00、15:00、16:00
- 土・日・祝・休日 11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00
- 所要時間約35分、各回定員90名
- 新型コロナウィルスの感染拡大予防のため、当面の間、定員数を48名に制限して運営
- 上演スケジュール、定員は都合により変更する場合がございます。
- 鑑賞料金:高校生以上:600円 中学生・小学生:300円
- 未就学児、障がい者とその介護者各1名無料
- チケットは、シアター前チケット売場でご購入いただけます。
- 開演時間までにチケットをお買い求めください(当日券のみ)。
- 博物館の入館に際しましては、オンラインでの事前予約が必要です。
- 新型コロナウィルス感染症拡大予防対策を行っております。詳しくはシアターWebサイトをご覧ください。
シアターWebサイト