- 写真はチラシより
夏といえばということで
原宿の太田記念美術館で8月27日まで開催中の「月岡芳年 妖怪百物語」展示に行ってきました。今時はジバニャンさんとか可愛い妖怪も多いですよね。今回鑑賞したのは幕末から明治にかけての人気絵師「月岡芳年」による作品で、当時の最高峰のエンタメです。開催1周目に行ってみました。
展覧会の概要
太田記念美術館 月岡芳年 妖怪百物語 展
太田記念美術館は国内有数の浮世絵専門の美術館です。
- 2017年7月29日(土)- 8月27日(日)
- 開館時間:10:30-17:30(入館は17時まで)
- 休館日:毎月曜日
- 入館料:一般1,000円/大・高校生700円/中学生以下無料
- 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-10-10
こんな展示
歌川国芳の弟子で幕末から明治時代の人気浮世絵、月岡芳年の妖怪画シリーズである「和漢百物語」と「新形三十六怪撰」が全点公開されています。
会場まで
JRの原宿駅、地下鉄の明治神宮前駅からすぐです。
明治神宮前駅は出口5番から地上に上がり、原宿方向に向かいます。
すぐに太田記念美術館の看板が出ていますので路地を右に入り30メートルくらい。多分迷いません。
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展示を観る上でのTIPSや子供連れでも大丈夫か等の記事を次ページに書きました。
展示について
- 館内は撮影禁止のため写真はありません。
館内は1F、吹き抜けの2Fそして地下の展示室と3つに分かれています。地下の展示室に入る時もチケットの半券をもう一度提示する形になりますので、すぐ出せるようにしておきましょう。
1Fは日本庭園を模したコーナーがあったり、靴を脱いで座敷に上がって鑑賞するセクションがあり、海外旅行の方を案内しても喜んでもらえるのかなと思います。
美術館所蔵のもののほかに個人のコレクションなど約100点が展示されていて、個人的には金太郎が雷神を抑えてつけているという豪快すぎる内容のが良かったです。当時の超サイヤ人みたいなものだったんだなぁと(笑)
混み具合など
並ぶまでは行きませんが普通の人入りという感じでした。
セクションによっては空いている場所もありますが、あんまり長く立ち止まっていると前後の方の迷惑にならなくか気になってくる感じです。訪れたのは14時頃で、夏休みの平日にしては空いているのかなという印象ですが、ピーク時はもう少し混雑すると思います。
子供連れでも大丈夫?
熱心に見ている小学校3年か4年生くらいの子を何人か見かけました。ゲームの妖怪に比べてしまうと地味であるということになってしまいますが、絵に興味がある等、趣味の方向があえれば大人同様に楽しめると思います。ちなみに所要時間はじっくり見た場合は1時間半くらいです。
空調について
作品保護のため、やや空調強めです。カーディガン等あると便利です。また、飲食禁止ですので入館の前に水分補給しておきましょう。撮影や携帯/スマホの使用は禁止です。
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半券は捨てない方がお得!
リピート割
会期中2回目以降の来場は半券の提示で200円引きになります。
次回の展示でもリピート割が有効!
9月から開催の「月岡芳年 月百姿」展でもこのリピート割を受けれることが可能です。これはお得ですよね。
9月の「月岡芳年 月百姿」展
- 2017年9月1日(金)- 9月24日(日)
- 休館日:9/4、9/11、9/19
— 9月18日(月)は祝日なので開館のようですね。
横浜市歴史博物館とコラボ!
芳年を巡る入館料相互割引プランということで横浜市歴史博物館で開催中の「丹波コレクションの世界II 歴史×妖×芳年 “最後の浮世絵師”が描いた江戸文化」展でチケットを提示すると100円割引してもらえるそうで、逆に横浜での半券があれば原宿の展示も割引きで入れます。
丹波コレクションの世界Ⅱ 歴史×妖×芳年 “最後の浮世絵師”が描いた江戸文化
- 横浜市歴史博物館
- 2017年7月29日(土)8月27日(日)
- 開館時間:9:00 – 17:00(券売は16:30まで)
- 休館日:月曜日
http://www.rekihaku.city.yokohama.jp/koudou/see/kikakuten/2017/tanba_collection-2/
おわりに
月岡芳年は実際に幽霊を見たことがあり、自ら百物語を語ることもあったということです。暑い夏はまだ続きます、妖怪に思いを馳せて涼しい気分を味わってみてはいかがでしょうか。
読んでいただいてありがとうございました。
ハッピーないちにちを!